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ソフトバンク・石川 CSファイナルステージ先発に向けライブBP登板 「いいかな、というのが感想」

スポニチアネックス / 2024年10月5日 16時16分

タマスタ筑後でライブBPに登板した石川

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けて、柊太は準備万端だ。ソフトバンク石川柊太投手(32)が5日、筑後ファーム施設内のタマスタ筑後でライブBPに登板した。走者を二、三塁に置いた実戦形式での打撃練習で3軍の打者24人に90球を投じた。この日の直球は最速147キロだった。

 「配球の組み立て方が1軍とは違うので打者の反応は違ってきますが内角直球、カーブはゾーン内でいけた」

 安打性の打球は5本、見逃し三振を3人から奪った。「カットボールがいい感じでしたね。“いいかな”というのが感想としてあるので、ここからより一層、上げていけたら」

 見守った中田賢一投手コーチも「8月から、いい状態をキープしてくれています」と太鼓判を押す。16日から始まるCSファイナルステージは現状、有原、モイネロ、スチュワートに加え、実績十分な石川も名前が入ってくる。

 6月からの無期限2軍調整後、8月8日ロッテ戦からの再昇格後は登板6戦で、5連勝して締めた男はポストシーズンでも欠かせない。「チームの力になりたい、というかなれるようにより精度を出していく。より努力します」。天候次第とはなるがフェニックスリーグ(宮崎)で調整登板する可能性もある。この日から順当に中6日を刻んでいけば、19日のCSファイナルステージ第4戦。投球テンポ抜群な男は、小気味いい手応えを感じつつ調整を続ける。

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