千葉Jの渡辺雄太がBリーグデビューで16得点 延長戦の末に宇都宮を振り切る

＜Bリーグ　千葉・宇都宮＞第1Q、雄叫びを上げる渡辺（撮影・小海途　良幹）

　◇りそなBリーグ第1節　千葉J91―84宇都宮（2024年10月5日　ららアリーナ東京ベイ）

　4季ぶりの2度目の優勝を目指す千葉Jが満員の観衆を集めた新本拠で、3季ぶり3度目の頂点を狙う宇都宮に延長戦の末に91―84で競り勝った。NBAで日本人最長の6季プレーして今季から加入した渡辺雄太（29）が39分3秒プレーして16得点、8リバウンドを記録。Bリーグデビュー戦で期待にたがわぬ活躍を見せた。

　第1Q残り7分15秒に3点シュートを決めて勢いに乗った。第2Qは残り4分25秒にバスケットカウントで3点プレーを成立させ、残り2分23秒には富樫のパスを受けて3点シュートを成功。前半だけで2桁得点をマークした。

　試合は第2Qで最大23点リードを奪ったが、後半は徐々に差を詰められて第4Q残り1分36秒に初めてリードを許した。そこから富樫の4連続得点で3点リードしたが、残り3・7秒に3点シュートを決められて、5分間の延長戦に突入。富樫勇樹（31）、渡辺らが得点を重ねて振り切った。