黒木瞳 宝塚は記念受験のはずが…「夢の終止符を打つために、願書だけでも」 面接で爆笑さらったワケ
スポニチアネックス / 2024年10月5日 18時24分
女優の黒木瞳(64)が、5日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、芸能界入りのいきさつを語った。
宝塚歌劇団を経て、女優として活躍する黒木だが、少女時代は「歌手になりたいわとか、映画に出たいわとかいうような」と、夢というよりは憧れレベルの熱量だったという。それでも、中学3年の時に見た映画「風と共に去りぬ」で演技に興味を持ち、高校では演劇部に入部した。
演劇を始めて、舞台にも興味が高まったという。「舞台と映像って違うじゃないですか?舞台も見なきゃというところで、宝塚の『ベルサイユのばら』というので、生まれて初めて宝塚というのを福岡公演で見たんです」。そこで、役者たちがさまざまな役を演じている姿に衝撃を受けたという。
「だって、おかしいじゃないですか?外国の人も見たことないんですよ?見たこともないのに、いきなりパリの人たち(演じている)ですよ。そして女の人が男をやっているんですよ?オスカルは女なのに、男の格好をしていて、でも本当は女なんです。どっちやねん?って感じなんですよ」。さらに「金髪、縦ロールに輪っかのドレスでしょう?夢のまた夢。行きたいとかではなく、すごい世界があるんだなって」とも振り返った。
高校卒業後は音大に進もうと決めていたが、何となく心に引っかかっていたのが、宝塚の存在だった。「高3の時に“これってどうやって入るんだろう、宝塚”って」。パンフレットをにあった宝塚音楽学校の存在を知り、問い合わせた。「電話番号が書いてあって、電話したんですよ。どうやって入るんですか?って」。そこで、受験資格が18歳までと知り、「夢の終止符を打つために、願書だけでもって」と書類を送った。受験料の1万円は「当時のボーイフレンドから借りて」工面したという。
音大には見事に合格。「合格したので、あと1週間あったんです。(宝塚を)受けられるじゃん?みたいな。行ってみたんです。楽しくて、楽しくてね。合格できると思っていないので」。記念受験のような軽い気持ちで、試験に臨んだ。
面接ではその受け答えに、面接官が笑いの連続だったという。「“あなた、男役をやりたいんですか?”、“はあ、男役がよかです”とか言うんですよ。“いやあ、あなたの顔は娘役なんですよ”、“じゃあ娘役でもよかです”とか言うんですよ。そうすると、バーン!(と大ウケ)なんですよ」。合格するために必死な他の受験生とは対照的に、肩の力が抜けた福岡弁の黒木はギャップがあったという。パーソナリティーの「麒麟」川島明は「緊張と緩和で、バーンとウケちゃうんだ」と、その場面を想像していた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
黒木瞳 人気ジョッキーとの出会いで身に付いた特殊能力「買うと当たるんですよ。どんだけもうかったか」
スポニチアネックス / 2024年10月6日 18時37分
-
黒木瞳 宝塚入団後に知った大先輩のトップスター「宝石箱のお姉さんは宝塚の方なんだと思ったら…」
スポニチアネックス / 2024年10月6日 17時55分
-
真琴つばさ、歌は“戦友”宝塚男役元トップスター 女優など多彩な活躍 来月還暦迎える今の心境
日刊スポーツ / 2024年10月6日 8時0分
-
「極悪女王」ジャッキー佐藤がカッコ良すぎる! 「宝塚の男役のよう」と沼る視聴者続出
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月30日 18時31分
-
宝塚星組トップが来夏退団へ 礼真琴さん
共同通信 / 2024年9月23日 18時15分
ランキング
-
1ジャンポケ斉藤は早朝のロケバスで性的暴行…“異常性欲”の背景に「歪んだ征服欲」と専門家指摘
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月11日 11時32分
-
2「弟子入りすれば?」森川葵の“匂わせ”騒動でファンに蘇るトラウマ、熱愛カレの先輩妻が残した“伝説”
週刊女性PRIME / 2024年10月11日 12時0分
-
3大山のぶ代さん死去 芸能界から悲しみの声 親友・黒柳徹子ら追悼「とても面倒見の良い人。今頃天国で…」
スポニチアネックス / 2024年10月11日 14時35分
-
4GLAY・TAKURO「忘れねーからな!」“本当に歌ってる?”質問した人気俳優に「失敬」キレた過去
スポニチアネックス / 2024年10月11日 10時50分
-
5森口博子 衝撃だった男湯潜入ロケ “ポロリ”がお約束の水泳大会で騎馬役を務めたのは…超大物だった
スポニチアネックス / 2024年10月11日 7時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください