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「舞台は整ったな、と」FW宇佐美が終盤2発で劇的逆転導いた!G大阪はリーグ10試合ぶりの勝利

スポニチアネックス / 2024年10月5日 20時6分

<G大阪・札幌>後半、勝ち越しゴールを決めたG大阪・宇佐美(左から2人目)は両手で顔を覆う(撮影・岸 良祐) 

 ◇明治安田J1リーグ第33節 G大阪2―1札幌(2024年10月5日 パナスタ)

 至宝の劇的2発で、G大阪が札幌に逆転勝利を収めた。「ここ数カ月、僕たちも苦しかったし、皆さん(サポーター)も苦しかったと思う。これで全てがチャラではないし、大阪ダービーの悔しさは残っているけど、ただ、勝てたのは皆さんのおかげ。ありがとうございます」。宇佐美がリーグ10試合ぶりの勝利を、サポーターに届けた。

 敗れた前節C大阪からスタメン5人を変更。宇佐美は5月3日・福岡戦以来の途中出場となった。前半8分に失点。その後は攻めても攻めてもネットを揺らせないヤキモキした時間が続いたが「舞台は整ったな、と。自分が勝たせてやる気持ちだった」とむしろ気持ちを昂ぶらせていた。そして後半49分に「メッチャ緊張した」というPKを左隅にねじ込んで同点。9年ぶりの2ケタ得点を記録すると、その4分後にはエリア内にドリブルで侵入して強烈な右足シュートを叩き込んだ。

 7月14日の鳥栖戦以来の勝利。この勝利を機に、来季ACL出場圏内浮上を目指す。

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