ヤクルト“打撃3冠”独占ならず 個人“2冠”の村上は33本塁打、86打点で終了 長岡は163安打

＜広・ヤ＞初回、村上と対戦する野村（撮影・長嶋　久樹）

　◇セ・リーグ　ヤクルト1ー3広島（2024年10月5日　マツダ）

　ヤクルトは広島に1－3で敗れ、シーズン最終戦を白星で飾ることができなかった。

　本塁打と打点の“2冠”をほぼ確定させている村上は3打数無安打。33本塁打、86打点でシーズンを終えた。

　最多安打のタイトルを競う長岡は、1安打を加えて163安打まで伸ばした。

　打率.315（.3150）で首位打者を争っていたサンタナは出場選手登録を抹消され、4日に帰国。DeNAのオースティンはこの日、第1打席で中前打とし、打率.315（.3156）でトップに躍り出た。明日は出場しない見込みで首位打者を確実にしており、ヤクルトの“打撃3冠”独占は阻まれた。