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山形出身の日本ハム斎藤が地元・東北でプロ初セーブ 初観戦の愛息の前で好投「気持ちを込めて投げられた」

スポニチアネックス / 2024年10月5日 22時43分

<楽・日>プロ初セーブの斎藤友(右)は新庄監督の出迎えを受ける(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム3―2楽天(2024年10月5日 楽天モバイル)

 苦労人が試合を締めた。日本ハムの斎藤友貴哉投手(29)が9回に5番手で登板し、1安打無失点。山形出身の右腕が地元・東北でプロ6年目での初セーブを挙げた。

 1点リードの9回に登板し、先頭・安田に二塁打を許したが、最速159キロを計測するなど、自慢の剛速球で後続を抑えた。阪神からトレード移籍した昨季は、春季キャンプ初日に右膝の靱帯(じんたい)を断裂する大けがを負い、1年間を棒に振った。復活を果たした今季は、プロ6年目でキャリアハイの25試合登板となり「打者に向かっていくだけなので抑えられて良かった。しっかり気持ちを込めて投げられた」と喜んだ。

 この活躍を届けたかった。この日は愛息・暖君(7)が、初めて日本ハムの1軍の試合に観戦に訪れた。野球に興味を持ち始め、オフには自宅近くの公園でキャッチボールをして親子の時間を過ごす。ケガから復帰初登板だった5月1日の西武戦でサヨナラ本塁打を浴びると、テレビの前で泣いていたという暖君には、この日は「絶対勝てよ」と送り出されていただけに、大きな初セーブ。「息子にとっても自分にとっても家族にとっても凄い良かったかなと思います。(家族の)支えがあっての今なので」と感謝した。

 新庄監督はCSでの抑え起用の可能性について「考えていますよ。真っすぐでファウルを取れるから、面白いかなって」と話し、斎藤も「任されたところでいくだけです」と頼もしい。チームの誰もが高いポテンシャルを認める豪腕は、家族の存在を力に変え、CS突破の重要なピースとなる。(田中 健人)

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