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阪神・岩崎が語った思い 「14年下剋上再現」6連投呉昇桓になる「ジャイアンツに意地を見せたい」

スポニチアネックス / 2024年10月6日 5時16分

14年、CSファイナルで巨人を破って日本シリーズ進出を決め、歓喜の阪神・岩崎(中列左)と呉昇桓(同右)ら阪神ナイン

 阪神の岩崎優投手(33)が5日、ポストシーズンへの意気込みを本紙に激白した。シーズン2位から下克上で日本シリーズ進出を果たした14年もチームに同行していた左腕は、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)から6連投でチームの全勝突破に貢献した当時の守護神・呉昇桓(オ・スンファン)投手(42=韓国サムスン)の雄姿を自身に重ね合わせ、フル回転を誓った。

 岩崎は挑戦者の心意気、そして宿敵への静かなる闘志を、言葉の随所にたぎらせた。

 「まずはDeNAを倒すことが一番ですけど、ファイナルに進出してジャイアンツに意地を見せたいのはありますよね。シーズンで負けた悔しさは当然あるので。簡単には終わりたくないですよね」

 最大の目標だったリーグ連覇の夢がついえた今、目指すは下克上を果たしての2年連続の日本シリーズ進出、そして日本一になる。その「下克上」のフレーズで左腕が思い返したのは14年のCS。広島とのファーストSを1勝1分けで勝ち上がると、ファイナルSでは巨人を初戦から破竹の4連勝で撃破した。

 当時は入団1年目。先発要員で自身の登板こそなかったが、チームには同行していた。「広島戦の初戦に福留さんが決勝ソロを打って、2戦目は能見さんが2死満塁からクロスファイアで会沢さんを三振に仕留めたり。ファイナルでは、(藤浪)晋太郎がめっちゃほえてましたよね」。短期決戦ならではの熱闘の数々を回想した。

 中でも当時の守護神だった呉昇桓はファーストS初戦から6連投で貢献。今季、ゲラとのダブルストッパーで開幕し、23セーブを挙げた背番号13は、10年前の助っ人右腕のフル回転に、自身を重ねた。

 「連投になっても言われたところでいくしかない。それしかないでしょう。それは自分だけじゃなくて、(ブルペンの)みんな、そうだと思います」

 桐敷、石井ら今季の活躍で一皮むけた後輩リリーバーたちと再び力を合わせて短期決戦を乗り切るつもりだ。

 チーム全休の2日間も甲子園などでトレーニングに励んだ左腕に気負いはない。「ポストシーズンだから特別に…とかはないです。シーズンと一緒。先頭打者を頑張って抑える、四球を出さない。当たり前のことをできるかにかかってますね」

 冷静に淡々と、仕事をまっとうしていく。(遠藤 礼)

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