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阪神・桐敷 中継ぎ転向で開花 適性を見いだした岡田監督を2年連続日本一に、CSでフル回転誓う 

スポニチアネックス / 2024年10月6日 5時16分

阪神・桐敷

 阪神・桐敷が、CSでもフル回転を誓った。6日からチームは再始動するが、チーム全体練習オフのこの日も甲子園球場を訪れ、外野のポール間を黙々とランニング。高ぶる気持ちを鎮めるかのように、汗を流した。

 「休みが2日間あったので、昨日(4日)は休みましたが、完全オフは好きではないので、きょうは少し体を動かそうと思って」

 今季レギュラーシーズンでの70試合登板は両リーグ最多。蓄積疲労があることは想像に難くない。それでも猛虎が誇る鉄腕は、ジッとしていられない。ファーストSでのDeNA戦、突破した後に待つファイナルSの巨人戦、そして日本S…。いつでも、何度でも腕を振る覚悟を示した。

 「シーズン中のいいイメージを持ちながらいきますが、負けたら終わりなのでシーズン関係なくやっていく。1イニング、一球一球を大事にしたい」

 昨年の広島とのファイナルSでも全3戦のうち2試合に登板し、第3戦は2回無失点で勝利投手にもなった。オリックスとの日本シリーズでも3試合に登板して短期決戦の場数を踏んでおり、戦い方は分かっている。

 今季限りでの退任が決定的な岡田監督に、2年連続の日本一を――。昨季途中に中継ぎとしての適性を見いだされ転向。それが飛躍のきっかけとなった。今季43ホールドポイントは目下リーグトップタイ。最優秀中継ぎ投手タイトルは、並んでいる中日・松山があと1試合を残しているため不確定だが、確かな自信を手にしたことは間違いない。くしくも次期監督就任が決定的な藤川球児氏も岡田監督からリリーフ転向を勧められた一人で、成長過程が重なる。桐敷も火の玉の心意気で岡田監督に恩返しする。

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