オリックス・宮城がタイトルより絶対目標に掲げるもの「来年を戦えるのが自信にもつながるので」

オリックス・宮城

　オリックス・宮城が規定投球回到達と最優秀防御率のタイトルをかけ、今季最終戦の6日楽天戦に先発する。

　「まず規定。その結果の中でそういうタイトルが獲れればいい」

　残り7回1/3で規定到達。同投球回を無失点か、8回1/3を自責1以下で自身初の防御率1位に躍り出る。9試合連続で7イニング以上を消化している若き左腕エースは「何点取られても規定の方が頭にある。積み重ねてきたものの一つでもありますし、途切らせずに来年を戦えるのが自信にもつながるので」と4年連続クリアを絶対目標に掲げた。その上でタイトルを争うソフトバンク・モイネロの「宮城が獲れば自分もうれしい」との発言を聞き、「そう言ってくれるのもうれしいし、どっちが獲っても運ではなくて自分たちの実力」と、リスペクトを胸に24年ラストのマウンドに立つ。（阪井　日向）