メッツ・千賀 地区S初戦先発で電撃復帰 7月以来の登板「200球と言われたら200球」

地区シリーズを前に、記者会見するメッツ・千賀（AP）

　メッツの千賀が5日（日本時間6日）に始まるフィリーズとの地区シリーズ（5回戦制）初戦に先発する。カルロス・メンドサ監督が4日（同5日）、明かした。千賀は左ふくらはぎを痛めていたため、ワイルドカードシリーズは出場選手登録外。メジャー2年目でのポストシーズン初登板は、電撃復帰の形となった。

　「いろいろなことがあったけれど、準備はできた。とても楽しみにしている。（首脳陣から）10球と言われたら10球だし、200球と言われたら200球。ただそれだけです」

　先発を告げられたのは2日。記者会見では、左ふくらはぎを痛めた7月26日ブレーブス戦以来となるメジャーでの登板へ向けて意気込んだ。

　昨季12勝を挙げたが、今季は右肩痛で出遅れるなど1試合の登板にとどまり、1勝、防御率は3・38。9月21日に傘下3Aシラキュースの一員として先発したが、右上腕の張りを訴え、レギュラーシーズン中のメジャー復帰はかなわなかった。