竹安俊也 首位と3差3位浮上! 青森から応援に駆けつける家族へV誓う「みんなで写真を撮るのが夢」

＜ACN選手権　3日目＞2番、ティーショットを放つ竹安俊也（撮影・中辻　颯太）

　◇男子ゴルフツアー　ACN選手権第3日（2024年10月5日　兵庫県・三木GC（6993ヤード、パー71））

　日没サスペンデッドで持ち越した第2ラウンド（R）と第3Rが行われ、4位から出た竹安俊也（31＝フリー）が4バーディー、ボギーなしの67で回り、通算14アンダーで3位に浮上した。首位とは3打差。最終日、応援に駆けつける家族の前で悲願のツアー初優勝を目指す。前週Vの幡地隆寛（31＝ディライトワークス）が66の通算17アンダーで2週連続優勝に王手をかけた。

　竹安は息子の写真入りマーカーとともに戦い、ショットでバーディーチャンスを量産した。最終18番パー5も第3打目のアプローチをピタリと寄せてバーディー締めし、「楽しく集中しながらプレーできた」と胸を張った。

　昨夏に次男が誕生し、2児のパパとなった。妻と2人の息子は、実家がある青森県に里帰り中。最終日は家族総出で応援に駆けつける予定で「めちゃくちゃ楽しみ。今から空港に迎えに行くけど、疲れてるけど苦じゃない」と目を細める。

　首位と3打差で迎える最終日。「優勝してみんなで家族写真を撮るのは凄い夢に見ます。それをやってみたい」と思い描くプロ11年目の苦労人は、その夢をかなえるべく勝負の18ホールに臨む。

　▼1位幡地隆寛　今日は結構ナイスプレーだったんじゃないかな。気力が持つかなと…そういう部分で心配なんですけど。（2週連続優勝へ、66でまとめて単独首位）