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【地区S第1戦】ガーディアンズがタイガースに完封勝利 初回にトーマスの3ランなどで一挙5得点

スポニチアネックス / 2024年10月6日 5時4分

初回に左越え3ランを放ったガーディアンズのトーマス

 ◇ア・リーグ地区シリーズ第1戦 ガーディアンズ7―0タイガース(2024年10月5日 クリーブランド)

 大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕。ア・リーグの中地区を制したガーディアンズが、ワイルドカードシリーズから勝ち上がってきた同じ中地区のタイガースに7―0の完封で先勝した。

 打線が初回から爆発した。先頭・クワンが右越え二塁打で出ると、フライが四球で続いて無死一、二塁の好機を築いた。続くラミレスの三塁線へのゴロが三塁手・マッキンストリーのグラブを弾いて左翼線へ転々。これで二塁からクワンが一気に生還して先制した。さらにJ・ネーラーの右前適時打で2点目。そして、今季は打率・237、15本塁打だった5番・トーマスが左越え3ランを放って、この回一挙5点のビッグイニングとなった。

 2回から5回まではわずか1安打に抑えられたが、6回に2四球で築いた2死一、二塁から2番・フライが左翼線に2点適時二塁打して7点差とした。

 投げては今季12勝8敗、防御率3・47だった先発・バイビーが4回1/3を投げ4安打無失点、6奪三振。5回2死から登板した2番手・スミスは1回1/3、打者4人に対し4者連続三振の剛腕を披露した。3番手・ヘリンも1回を三者凡退で2奪三振。その後もヘイン―ガディス―クラセとつないで最後までタ軍打線に得点を許さなかった。2番手以降の4投手が無安打に抑え、終わってみれば4安打13奪三振での完封勝利だった。

 チームは16年のワールドシリーズでカブスに敗れて以来、その後の4度のプレーオフはいずれも最初のシリーズで敗退(地区シリーズ3回、ワイルドカードシリーズ1回)。レギュラーシーズンでは7勝6敗と競ったタイガースに完勝し、8年ぶりの地区シリーズVに向け、大きな一歩を踏み出した。

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