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山本由伸は初回まさかの3失点 捕逸、暴投のバッテリーミスに加えマチャドに2ラン被弾 本拠ファン呆然

スポニチアネックス / 2024年10月6日 9時49分

地区シリーズ第1戦・パドレス戦に先発したドジャース・山本由伸(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ドジャースーパドレス(2024年10月5日 ロサンゼルス)

 大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕。ナ・リーグ西地区王者のドジャースはワイルドカードシリーズから勝ち上がったパドレスと対戦。ドジャースの先発・山本由伸投手(26)は初回から3失点する苦しい立ち上がりとなった。

 初回、先頭・アラエスに左前打を許すと、続くタティスへの初球をスミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれると、タティスも四球で歩かせ無死一、三塁とした。3番・プロファーをニゴロに打ち取ったが、その間に三塁走者・アラエスが生還。あっという間に先制点を許した。

 これだけにとどまらず1死二塁からマチャドにも甘く入ったスプリットを狙われ、2ランを被弾した。本拠に集まったファンは初回から3点を失う試合展開に呆然となった。

 山本は今季、6月15日(同16日)のロイヤルズ戦で右上腕の張りを訴えて2回、わずか28球で緊急降板。翌16日に右肩腱板の炎症で負傷者リスト(IL)入りした。

 リハビリを経て9月10日のカブス戦で約3カ月ぶりにメジャー復帰。9月は4試合に登板し、1勝0敗、防御率3・38。ポストシーズンに間に合わせた。

 地区シリーズは当初、第2戦先発予定だったが、1日前倒してこの日の第1戦に変更。中5日で11日(同12日)の第5戦の登板を可能とする措置で、急転してポストシーズン(PS)の「開幕投手」を務めることになった。

 登板2日前の3日の練習前にロバーツ監督から伝えられ「多少、ビックリするところもありましたけど、体調もすごく良かったですし、まだメニューも全然変えられるタイミングだったので、しっかりと試合に向かってやろうと思いました」と調整に大きな影響はなかったとし「初戦は流れを左右する。責任持って投げたい」と意気込んだ。

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