藤ヶ谷太輔 胸キュン作品が来ない現実「人生の中でアイドルに向いているなって思ったことない」

藤ヶ谷太輔

　「Kis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔（37）が6日放送のフジテレビ「ボクらの時代」（日曜前7・00）に出演。「アイドルに向いてない」と語る場面があった。

　この日は映画「傲慢と善良」でダブル主演を務める女優の奈緒、原作者の辻村深月氏とともに出演した。

　辻村氏は藤ヶ谷が主演した映画「そして僕は途方に暮れる」が好きだと話すと、藤ヶ谷も「あれは最大のクズ男です」と苦笑した。

　辻村氏は「（『傲慢と善良』の）架は悪気なくやっていることを彼は逃げている自覚もあったりする。それもあって、藤ヶ谷さんが架を演じてくださるって聞いてすごいうれしい、って」と話すと、藤ヶ谷は「僕、本当に愛を知らないとかいう役が多いんですよ」ともらした。

　「胸キュンの、直球の、っていうのが全然来ないですね。アイドル向いてない、っぽいんですよね」とも。「メンバーに出会えたこととか、ファンの皆さんと出会えたり、作品への感謝はすごくあるし、出会えて良かったなって本気で思うんですけど、人生の中でアイドルに向いているなって思ったことってないんですよ」と明かした。

　「24歳がデビューだったんですけど、どういう30代にいきたいかなと思った時に、（『そして僕は途方に暮れる』の監督）三浦（大輔）さんの世界観とか、ああいう作品のほうに行きたいなと」と転機に触れ、「もしあそこで、ハンドルを“マジで胸キュンでいくんだ！”って切ってたら今、どうなっているか分からないけど」と話した。