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【国スポ】関東第一高橋が木製2発で63号 プロ志望届は「出しても面白かった」 目標は4年後ドラ1

スポニチアネックス / 2024年10月6日 11時25分

7回に2本目の本塁打を放つ高橋。青森山田ベンチは頭を抱える(撮影・柳内 遼平)

 ◇国民スポーツ大会硬式野球の部 1回戦 関東第一6―3青森山田(2024年10月6日 さがみどりの森)

 国民スポーツ大会(旧国民体育大会)硬式野球の部が開幕し、関東第一は6―3で青森山田を下し、準決勝に進出した。高橋徹平内野手(3年)は「4番・三塁」で出場し、初回に先制の左越え2ランを放つと、7回にまたしても左越え2ラン。甲子園決勝以来の公式戦となったが、高校通算本塁打を一気に63まで伸ばした。

 「甲子園ほどは緊張感はなくリラックスしてできたのかなと思います」

 

 公式戦でも木製を使うのは初。よくしなり、よく鳴った。まずは初回、チェンジアップを左越えに運んだ。「外野の頭を越えればいいかなって。試合(公式戦)で木製を使うのは初めてだったので頭を越えてくれればいいと思っていたんですけど点数が取れてよかった」と手応え以上の結果を出した。

 7回の2ランは打った瞬間にホームランを確信する完璧な一撃。高橋は打席内で打球の行方を指さし、青森山田ベンチはその飛距離に頭を抱えるほどだった。「やっぱり2本目は相手(投手)が関っていうのもあって、対戦したいピッチャーだった。真っすぐに張って、この打席は自分のしたいように行こうと思っていた。ああいう結果になってよかったと思います。木製でも打てるんだとこの1試合で分かった」と自信を深めていた。

 関東を代表するスラッガーは既に大学進学を明言。大学球界で活躍するために甲子園終了後は木製バットで練習を積み重ねてきた。チームメートの最速151キロ右腕・坂井遼(3年)はプロ志望届を提出。「(自分も)出しても面白かったかなとは思いますが、やっぱりまだまだ力は足りていない。大学でしっかり下積みしてから4年後に1位で指名されるような選手になりたい」とレベルアップを誓った。

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