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【秋巡業金沢場所】八角理事長が見守る「御前稽古」で今巡業初の大関申し合い 大の里は4勝3敗

スポニチアネックス / 2024年10月6日 19時17分

大関同士の申し合いを視察する八角理事長

 大相撲秋巡業は6日、石川・金沢市総合体育館で行われ、朝稽古では昨年8月の札幌巡業以来の視察となった八角理事長(元横綱・北勝海)が見守る前で大関3人が申し合いを行った。

 三役以下の申し合いが早めに終わると、琴桜、豊昇龍、大の里の3人が土俵に上がり熱の入った三つどもえバトルが始まった。1日から始まった今巡業で大関同士の申し合いは初。3人の中では最も早い2日の相模原市から実戦稽古を開始した豊昇龍は強烈な突っ張りで大の里の上体をそらして一気に突き出すなど厳しい攻めが目立ち7勝3敗。八角理事長からは「今の立ち合いだぞ」と声をかけられたことを明かし「いい感じだった」と上機嫌だ。金沢といえば、高校時代の金沢大会で大の里と初対戦した思い出の場所。秋場所14日目は大の里の出足になすすべなく敗れ優勝を決められだけに「やっぱり大の里には負けていられない」といつになく気合が入っていた。

 4日の足利巡業から相撲を取った新大関の大の里も秋場所で威力を発揮した左おっつけに加え、右のおっつけで力強く前に出るなど4勝3敗。「番数は少ないが、いい稽古ができた。これからどんどんやっていきたい」と意欲的に話した。琴桜は1勝6敗に終わったものの「体と相談しながら、しっかりとやっていくだけ」と淡々と振り返った。

 視察した八角理事長は「石川は相撲どころ。お客さんがいろいろ分かっている。触れあいという意味でも巡業は大切だ」と感想を述べ、3大関には「(豊昇龍、琴桜の)先輩大関は焦らないと駄目。大の里はぶつかり稽古をもっとやらないといけない」とさらなる奮起を求めた。また秋場所を全休し、今巡業から復帰した横綱・照ノ富士については「体(の筋肉など)が落ちている。若いときならすぐに戻せるけど年齢を重ねると。次の場所に向け、慌ててやっていかないと」と指摘した。

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