楽天・辰己涼介が76年ぶり更新か！？1948年青田昇が樹立の日本記録まで「あと2」

＜楽・日24＞6回、辰己が中前打を放つ（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　楽天1―8オリックス（2024年10月6日　楽天モバイル）

　楽天・辰己涼介外野手（27）が76年ぶりの日本記録に「あと2」と迫った。

　6回に大城、7回に渡部の飛球を捕球して、今季の刺殺数を「389」に伸ばした。

　外野手のシーズン刺殺数の日本記録は1948年の巨人・青田昇がつくった「391」。

　辰己が残り2試合で2刺殺すれば76年ぶりに日本記録に並び、3刺殺で更新する。

　刺殺が記録されるプレーは（1）飛球を捕球して打者をアウトする(2)打球を捕って自らのタッチで打者や走者をアウトにする（3）送球を捕り、タッチして打者や走者をアウトにしたとき。

　外野手である辰己は(1)が刺殺プレーの中心となる。

　辰己はシーズン最多安打の打撃タイトルも手中にしている。