「光る君へ」ききょうら一挙10人アニメに！ウイカ「鳥肌」19日「おじゃる丸」SP 異色コラボ極まる

「おじゃる丸」＆「光る君へ」コラボアニメ特番の放送が決定（上段左から）ききょう、おじゃる丸、藤原行成、藤原公任、藤原斉信（下段左から）乙丸、百舌彦、藤原実資、安倍晴明（C）犬丸りん・ NHK ・ NEP

　女優の吉高由里子（36）が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」（日曜後8・00）の登場人物総勢10人がアニメのキャラクターとなり、Eテレの人気長寿番組「おじゃる丸」に一挙登場する特番「ヘイアンチョウまったりホリデイ」の放送が決定した。オンエアは10月19日（後4・35～5・00）で、同じ平安時代を舞台にした両作の異色年間コラボの集大成的な企画。吉高らが「光る君へ」の役のままアフレコ収録に参加し、声を出演を果たす。ききょう／清少納言役のファーストサマーウイカ（34）は「夢のコラボが実現！どのキャラも実物そっくりで大興奮、鳥肌が立ちました」と感激。「おじゃる丸」お清少納言役のファイルーズあい（31）は「（ウイカに）親しみを感じていたので、今回のアフレコを通じて共演できたのが本当にうれしかったです！」と“清少納言対面”に喜びを明かした。

　大河＆アニメの異色年間コラボは昨年12月に発表。さまざまな形で展開されてきた。

　「光る君へ」第34話（9月8日）には「おじゃる丸」の主人公・坂ノ上おじゃる丸役の声を担当している声優・西村ちなみが、女房「筑前の命婦（ちくぜんのみょうぶ）」役で大河初出演＆事前告知なしのサプライズ出演。SNS上で大きな反響を呼んだ。

　今回のコラボスペシャルは逆バージョン。「光る君へ」の主人公・まひろ（吉高由里子）、藤原道長（柄本佑）、藤原公任（町田啓太）、藤原実資（秋山竜次）、藤原行成（渡辺大知）、ききょう（ファーストサマーウイカ）、藤原斉信（金田哲）、乙丸（矢部太郎）、百舌彦（本多力）、安倍晴明（ユースケ・サンタマリア）の10人が「おじゃる丸」のふるさと・ヘイアンチョウに迷い込み、ドタバタ騒ぎを繰り広げる。

　「光る君へ」は「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛～僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

　「おじゃる丸」は1998年にスタート。千年前のヘイアンチョウで暮らしていた妖精貴族の子・坂ノ上おじゃる丸が現代の月光町に迷い込み、小学生のカズマと遭遇。愉快な出来事が巻き起こる。今年4月に第27シリーズに入った。

　▼「おじゃる丸」大地丙太郎監督　大河ドラマ「光る君へ」の皆さまがアニメ「おじゃる丸」のヘイアンチョウに迷い込んでしまいましたっ。と電ボ調で言ってみました。ききょう、乙丸、百舌彦、公任、斉信、行成、実資、晴明が、おじゃる丸、電ボら子鬼トリオたちと出会って…何が起こるのかっ？いえ、何も起こらないんです。皆さま、ひたすらヘイアンチョウで楽しむだけの…そんなまったりなひとときです。あ、1つだけ見どころをお伝えいたしましょう。安倍晴明様が子鬼トリオと合体します。コレは大変っ。もちろん主役のお二人も登場しますよ。お楽しみに 。

　▼「おじゃる丸」お清少納言役・ファイルーズあい　かねてよりファーストサマーウイカさんのファッションやマインドが大好きで、お互いに清少納言を演じているところや名前が似ているところなど、一方的に親しみを感じていたので、今回のアフレコを通じて共演できたのが本当にうれしかったです！収録の合間もおしゃべりが止まらなくて、とっても楽しい時間でした。普段のお清少納言は鬼と呼ばれることが多いですが、今回は楽しくガールズトークをしていたりと、普段は見られない一面が見られますので、是非お楽しみに！

　▼「光る君へ」ききょう／清少納言役・ファーストサマーウイカ　夢のコラボが実現！どのキャラも実物そっくりで大興奮、鳥肌が立ちました。以前もおじゃる丸で声優をさせていただきましたが、「光る君へ」の役をまとったままのアフレコは、また違った大変さと面白さがありました。そして、ファン待望のお清少納言とききょうの2人の清少納言の対面！激アツ展開が待っています。ずっとファンだったファイルーズあいさんとご一緒にアフレコできたたことも夢のようでした！是非ご期待ください！

　【おじゃる丸×光る君へ　コラボスペシャル「ヘイアンチョウまったりホリデイ」あらすじ】休日、カズマと一緒にヘイアンチョウに帰ったおじゃる丸は、許嫁のオカメ姫と家庭教師の赤紫式部、お清少納言たちに追いかけられていた。すると突然、空が真っ暗に…。ヘイアンチョウで日食が起きたのだ。辺りが明るくなると、おじゃる丸の前にミヤビな貴族の2人組が立っていた。彼らの名は、藤原公任と藤原斉信。“平安京”からヘイアンチョウに迷い込んでしまったようだ。おじゃる丸は公任と斉信が平安京に戻れるよう、一緒に帰り道を探すことに。その頃、電ボは乙丸と百舌彦に、子鬼トリオは安倍晴明に、オカメ姫と赤紫式部とお清少納言はききょうと出会い…。