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ドジャース・大谷 「落ち着きというか、スッと入れる感覚があった」

スポニチアネックス / 2024年10月7日 1時33分

<ドシャース・パドレス>パドレスに勝利しナインと喜ぶ大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ドジャース7-5パドレス(2024年10月5日 ロサンゼルス)

 大リーグのポストシーズン(PS)は5日(日本時間6日)、地区シリーズ(5回戦制)が各地で開幕。ドジャースの大谷翔平投手(30)は、パドレス戦で0―3の2回2死一、二塁から右越え同点3ランを放った。メジャー7年目で初出場のPS初戦で初本塁打。2安打3打点で逆転勝利での白星発進に貢献した。

 【大谷に聞く】

 ――初PSの1打席目の特別な感情。

 「興奮する中で自分のスイングをしたいなと思っていた。1打席目は打ち取られたけど、感覚的には悪くなかった。(初球の)カーブに対してしっかり反応できた。落ち着きというか、スッと入れる感覚があった。2打席目もそれを継続していくという感じだった」

――初PSで活躍できた喜び。

 「長いシーズンも乗り切るのに難しさはあるけど、短期決戦は短期決戦の難しさがある。今年初めての経験だけど、楽しい、素晴らしいゲームだった」

――右足首捻挫のフリーマンが強行出場で2安打1盗塁。

 「苦しい状況で痛みもあると思うけど、その中で勝つためにああやって一生懸命、仕事をする姿は必ず打線に影響を与える」

――試合前の興奮状態をどう抜け出した。

 「自分でも分からない。打席にいけば勝手に打つことのために集中する」

――周りの音が聞こえないほどか。

 「集中していたなという感覚。やりたいことがはっきりしている。準備したことを冷静に考えながらしっかりと投手に対して気持ちが向いているという感じ」

 ▼ドジャースのデーブ・ロバーツ監督 大事な場面で彼(大谷)ほど一貫して活躍する選手は見たことがない。本当に素晴らしい。どうやっているのか分からない。他の選手にもそんな能力があればいいのにと思う。

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