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日本ハム・清宮、シーズン自己最多タイまであと3安打!打率3割も今季最終戦で乗せてCSへ挑む

スポニチアネックス / 2024年10月7日 6時1分

仙台市内での練習に参加した日本ハム・清宮

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)が6日、7日の今季最終戦となる楽天戦(楽天モバイル)に向け、仙台市内で行われた全体練習に参加した。今季は規定打席未到達ながら、打率・299と好調を維持。また、現在86安打で自己最多タイの安打数まであと3本と迫っており、猛打賞締めでクライマックスシリーズ(CS)に弾みをつける。

 24年シーズンも残り1試合。CSに向けた最終調整となるが、清宮にとっては大事な一戦。今季に積み上げた安打数は86で、22年のキャリアハイである89安打まであと3本で並ぶ状況だ。

 「明日(7日)で一区切りがつくので、本当にしっかり出し切りたいなと思います」

 今春キャンプに負った左足捻挫の影響で出遅れたが、シーズン中盤から終盤にかけ、ここまで25本塁打のレイエスとともに打線の中核を担った。自己記録の安打数には並ぶのも簡単ではないが、2試合連続本塁打中と状態はいい。規定打席には未到達ながら打率・299で、猛打賞なら自身初の3割にも届く。「3割は頑張っていきたい。いい終わり方ができればいい」と意欲を見せる。

 この日は、球団OBのドジャース・大谷がナ・リーグ地区シリーズの初戦で3ランを放って快勝。映像でそのアーチを見たといい「やっぱりいいですよ。(見ていて)楽しい。見る側だし」と画面越しでポストシーズンの雰囲気を味わった。自身2度目のCSへの刺激にもなり「負けられない戦いばっかりなので、楽しみにしています」と気持ちを高ぶらせる。

 この日はフリー打撃に加え、自身の練習メニュー終了後に“おかわり”でティー打撃を行って打撃フォームなどを確認。3戦連続アーチにも「打てればいい」。2年連続最下位から2位躍進を支えた男は最高の形で締め、さらに状態を上げていく。(田中 健人)

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