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阪神・岡田監督に「最高栄誉ポスト」 粟井球団社長が明言 「フロントに入ってタイガースを支えてもらう」

スポニチアネックス / 2024年10月7日 5時17分

練習を見守る阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明)

 阪神が、今季限りで退任する岡田彰布監督(66)に、「最高栄誉ポスト」を検討していることが6日、分かった。昨年、18年ぶりのリーグ制覇と38年ぶり2度目の日本一に導き、今季も最後まで優勝争いをした功績に球団がふさわしい待遇を用意するもようだ。

 この日、粟井一夫球団社長(60)が兵庫県西宮市内の球団事務所で取材に応じ、岡田監督の今季限りでの退任と、来季のフロント入りを発表した。職務内容については「現時点では申し上げられない。フロントに入ってタイガースを支えてもらう。監督はまだ戦っておられるので」と伏せた。その一方で「(岡田)監督がやっていただいたことで、今のチームに備わった無形の力があると思う。そういったものを含めてお力を借りながら、次のシーズンを戦っていきたいと思う」と、バックアップを期待した。

 球団関係者は「オーナー付の役職になるのではないか」と見通しを口にした。「オーナー付」が意味するのは、球団に常駐せず、その一つ上の視点からドラフト、トレード、助っ人獲得などの動きを見守る立場。球団としては、2度のリーグ制覇に導きオリックス監督も務めた岡田監督の、チーム強化のノウハウ、球界に広がる人脈を生かさない手はない。就任発表が秒読み段階に入った次期監督の藤川球児氏(44)は、現場での指導経験がなく、それを補うために、必要に応じて助言を仰ぐことが可能な体制を敷くとみられる。

 球団の優勝監督では、03年に頂点に導いた故星野仙一さんが、退任後に「オーナー付シニアディレクター(SD)」に就任。同様の役割となるかは不明ながら、功労者として最大級のねぎらいをすることには変わりない。

 この日、甲子園球場は、外周に設置された岡田監督のパネル写真の前で記念撮影する人が目立った。残す戦いはポストシーズンのみ。虎党は最後の岡田マジックを夢見ている。

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