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阪神・近本が史上初、入団から6年連続タイトル「そんなに走れなかった」2リーグ制以降最少19盗塁も

スポニチアネックス / 2024年10月7日 5時17分

サムアップポーズを見せる阪神・近本(撮影・須田 麻祐子)

 19盗塁でレギュラーシーズンを終えていた阪神・近本は、3年連続5度目の盗塁王が確定した。この日、セ・リーグの全日程が終了。3個差で2位だったDeNA・梶原が盗塁なしに終わった。

 「そんなに数を走れなかったので。でも、最後までケガなくシーズンを終われたので、それは良かった」

 入団1年目の19年から36、31、24、30、28と記録し、20に届かなかったのは初めて。2リーグ制以降では最少でのタイトル獲得となった。6年間で唯一、盗塁王を同僚の中野に譲った21年は、最多安打に輝いている。NPBの表彰対象となるタイトルを入団年から6年連続で獲得したのは、プロ野球史上初めての快挙だ。

 今季も160安打を放ち、トップのヤクルト・長岡と最後まで争った。わずか3本届かなかったものの、安打で出塁し、盗塁で得点機を演出し、と1番打者としてリーグで最も機能した証だ。

 この日は岡田監督から今季限りで退任する意向が伝えられ、ポストシーズンに向けた訓示があった。「ミーティングの内容は僕の口から言えないですが、僕らはCSで勝つことだけです」。球団初の日本一連覇という、もっと大きな“タイトル”を目指して近本が再スタートした。

 ≪01~05年赤星上回るプロ野球記録≫

 ○…近本(神)は新人の19年から2年連続の盗塁王、21年の最多安打を経て、22~24年の盗塁王獲得。新人から6年連続個人タイトル獲得は、01~05年の赤星憲広(神=盗塁王5度)を上回るプロ野球記録となった。過去には58~63年に長嶋茂雄(巨)が新人から6年連続で最多安打、投手では67~73年に江夏豊(神)が奪三振と勝利などで7年連続のトップだったが、当時はそれぞれ安打と奪三振が表彰の対象外だった。

 ○…19盗塁でのタイトル獲得は2リーグ制以降では最少。これまでの最少は24盗塁で93年セの緒方耕一(巨)と石井琢朗(横浜)、21年パの荻野(ロ)、和田(ロ)、西川(日)、源田(西)が獲得している。

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