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オリ・中嶋監督 退任表明 4連覇狙うも低迷5位「責任取りたい」 後任候補は内部昇格なら田口コーチら

スポニチアネックス / 2024年10月7日 5時47分

<楽・オ>ファンへのあいさつを終えた宮城(左)と中嶋監督(撮影・篠原 岳夫)

 ◇パ・リーグ オリックス8―1楽天(2024年10月6日 楽天モバイル)

 オリックス・中嶋聡監督(55)が、今季限りでの退任を表明した。今季最終戦となった6日の楽天戦後、仙台市内のチーム宿舎で選手、コーチら全員を集めて伝えた。就任4年目の今季、リーグ4連覇を狙ったが、借金14の5位に終わった。1年ごとの単年契約で来季も続投要請を受けていたが、「優勝していたチームがここまで落ちるということに関しての責任は、しっかり取りたい」と心境を口にした。

 2軍監督を務めていた20年途中からの監督代行を経て、翌21年から正式に就任した。プロ野球史上初となる最下位翌年からのリーグ3連覇を成し遂げ、22年には日本一に。暗黒期にいたチームの黄金期を築いた。しかし、オフに山本がドジャースに移籍した中で4連覇を目指した今季は、球団ワーストタイとなるシーズン24度の零敗を喫するなど、打線が低迷。主力に故障者も相次ぎ、上位争いに加われなかった。

 「“慣れ”という部分が強く出てしまった。一番最初に言っていたのは全力疾走。そこだけはしっかりやってくれと。(昨年まで)勝ったチームはやらんでいいのか、となった時に、どれだけ言っても改善されなかったのが、その(慣れの)部分なのかなと」

 球団側の度重なる慰留にも、「やり返したい気持ちも、もちろんありましたけども。新しいことを始める時に、やっぱり新しい人がやるべきだと思う」と意思は固かった。後任としては、内部昇格の場合は田口壮外野守備走塁コーチ(55)らが候補に挙がるとみられる。外部招へいも含め、人選を進めていく。昨季までの王者が、大きな転換点を迎えた。(阪井 日向)

 ◇中嶋 聡(なかじま・さとし)1969年(昭44)3月27日生まれ、秋田県出身の55歳。鷹巣農林から86年ドラフト3位で阪急に入団。オリックス、西武、横浜(現DeNA)、日本ハムでプレーし、89年に捕手としてゴールデングラブ賞、95年にベストナイン。「最後の阪急戦士」として実働29年はプロ野球タイ記録で、15年に現役を引退。07年から日本ハムのバッテリーコーチを兼任し、19年にオリックス2軍監督に就任。20年シーズン途中に監督代行となり、21年に監督就任。

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