三菱重工浦和 17ゴールで大勝発進 新設の女子ACL開幕

＜三菱重工浦和・オディシャ＞初戦で大勝し、笑顔の三菱重工浦和イレブン（クラブ提供）

　サッカーの女子アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）は6日、ベトナムのホーチミンで1次リーグが行われ、C組の三菱重工浦和はオディシャ（インド）に17―0で圧勝した。前半5分にDF遠藤優の先制点でゴールラッシュの口火を切ると、MF塩越柚歩は前半だけでハットトリックを達成。後半も攻撃の手を緩めず、MF伊藤美紀が4ゴールを挙げるなど終盤まで得点を積み重ねた。

　楠瀬直木監督は「凄く緊張して初戦を迎えましたが、早々に点が入ったので、選手はそれぞれ安心してできたと思います。途中で相手チームの足が止まったので大量に点が入り、その中で若い選手も試合に出られたのが良かったと思います」とコメント。伊藤は「大量得点で終われたことも良かったですし、チームとして狙っている攻撃の形、練習でやっていたところが出せたのが凄く良かったと思います」と手応えを口にした。

　女子ACLは今季から新設された大会。1次リーグは12チームが3組に分かれ、各組2位までと3位のうち上位2チームが来年3月の準々決勝に進む。WEリーグ2連覇中で、昨季のプレ大会を制した三菱重工浦和は9日に台中（台湾）、12日にホーチミンと対戦する。