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日本ハム・新庄監督 ド軍―パ軍戦の心ないファンの行動に怒り「腹が立つ」日本ファンにも呼びかけ

スポニチアネックス / 2024年10月7日 12時13分

物が投げ入れられたパドレス側は審判団らと協議。場内には「フィールドに物を投げ入れると退場」の掲示も(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 ドジャース-パドレス(2024年10月6日 ロサンゼルス)

 ドジャースとパドレスはドジャースの本拠ドジャースタジアムで6日(日本時間7日)、ナ・リーグ地区シリーズ第2戦を迎え、7回裏の攻撃前に一時、試合が中断するハプニングが起きた。

 7回裏、パドレスの先発・ダルビッシュがマウンドで投球練習をしていると、左翼手・プロファーが審判にクレーム。

 レフトスタンドのファンがプロファーにボールを投げ込み当たりそうになったとみられ、それに対して激怒した。

 パドレス・シルト監督も駆けつけ審判団と一緒にプロファーをなだめたものの、球場は異様な雰囲気に。「物を投げ入れないで」といったアナウンスや「フィールドに物を投げ入れると退場」という掲示があったが、スタンドからは空き缶やペットボトルが投げ入れられ、試合は再開できない状態になった。右翼手・タティスも客席をあおったとみられ、ペットボトルが投げ込まれるなど球場は騒然。8分間、試合が中断した。

 プロファーは初回、ベッツの大飛球を左翼フェンスに身を乗り出してキャッチ。本塁打性の打球だっただけにあおるパフォーマンスを見せたことでドジャースファンの反感を買っていた。

 また、6回にはドジャース先発・フラーティが先制ソロを浴びていたタティスに死球を与えると、次打者のプロファーが怒りをあらわにする場面もあった。

 プロファーがブチ切れている間にもパドレス・マチャドとフラーティが放送禁止用語を使って言い合いをするなど、宿敵対決は白熱した。

 日本ハムの新庄剛志監督も自身のインスタグラムを更新してこの場面について言及。「ドジャースvsパドレスのとてもいい試合で有が投げてる時にドジャースファンが選手に目掛けグラウンドにボールを投げたり、缶ビールみたいな物を投げ試合が中断してしまい 有のモチベーションを壊してしまってる事に腹が立って仕方がいい これから日本でもCSが始まりますがファイターズファンの皆さん 他チームのファンの皆さん 絶対の絶対に選手のモチベーションを狂わすような事はしないとは思いますがどうか宜しくお願いします」(原文まま)と投稿し、日本のファンにも節度ある行動を呼びかけた。

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