ダルビッシュ 大谷封じ「1球1球、反応を見ながら」 ベッツの特大フライには「ホームランだと思った」

＜ナ・リーグディビジョンシリーズ　ドジャース・パドレス2＞3回、ドジャース・大谷（奥）を一ゴロに打ち取るパドレス・ダルビッシュ（撮影・沢田　明徳）

　◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦　パドレス 10―2 ドジャース（2024年10月6日　ロサンゼルス）

　パドレスのダルビッシュ有投手（37）が6日（日本時間7日）、敵地でのドジャース戦に先発し、7回3安打1失点、3奪三振と好投。注目のドジャース・大谷翔平投手（30）との対決ではカーブを交えた変化球中心の配球で3打数無安打に抑えるなど幻惑し、PSでは2022年10月12日のドジャースとの地区シリーズ第2戦以来の勝利投手となった。

　【ダルビッシュと一問一答】

　――第2戦チームは勝利を収めた

　「初戦落としたので、2戦目勝てて、この後ホームにいけるので凄くうれしい」

　――今日の投球を振り返って

　「いろいろな球を使いながらゾーン内で勝負して、なるべく早く打たせるようにした。いい方向にいって良かった」

　――大谷を封じた

　「（大谷は）頭の凄くいい選手と思うので、自分も凄く考えながら、1球1球の大谷君の反応を見ながら投げていった」

　――ベッツの特大フライ、どのように感じたか

　「自分もホームランだと思った。同点だから切り替えていこうと思ったけど、それがアウトだったので良かった」

　――打倒ドジャースへ前進

　「あまり勝ち負け考えず。ホームに帰れるので1球1球、みんなで集中して戦っていきたい」

　――次回登板に向けて

　「いつ投げるか分からないけど調子をしっかり整えて、また投げたい」