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【ダルビッシュと一問一答】対大谷翔平の配球は「本人の反応、自分の球に対するスイングを見ながら」

スポニチアネックス / 2024年10月7日 13時45分

試合後、義理の兄である山本“KID”徳郁さんの写真がプリントされたTシャツ姿で取材に応じるパドレス・ダルビッシュ(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 パドレス 10―2 ドジャース(2024年10月6日 ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が6日(日本時間7日)、敵地でのドジャース戦に先発し、7回3安打1失点、3奪三振と好投。注目のドジャース・大谷翔平投手(30)との対決ではカーブを交えた変化球中心の配球で3打数無安打に抑えるなど幻惑し、PSでは2022年10月12日のドジャースとの地区シリーズ第2戦以来の勝利投手となった。これがポストシーズン5勝目で、日本選手では田中将大(ヤンキース)に並ぶ日本投手最多となった。チームは球団新記録となるポストシーズン1試合6本塁打が飛び出すなど打線も13安打10得点と爆発し、1勝1敗のタイに戻した。

 試合後、ダルビッシュは2018年に亡くなった妻・聖子さんの兄・山本“KID”徳郁さんの写真がプリントされたTシャツ姿で会見に登場して取材に対応した。

 ダルビッシュの一問一答は以下の通り。

 ――大谷を含むドジャース打線について。

 「1人1人ちゃんと集中して投げたことで2回以外はそこまで動じることなく投げられたことは良かったと思います」

 ――7回にファンから物が投げ入れられたことについて。

 「あんなことは経験したことがなかった。とにかくこのイニング点を与えないように。点を与えてしまうと流れが変わってしまう試合だと思ったので、それは意識しました」

 ――初回のプロファーの左翼フェンス際の好捕について。

 「同点だから大丈夫と切り替えた」

 ――ダグアウトで円陣を組んだことについて。

 「汚い言葉をしゃべっていました」

 ――1勝1敗に戻したことは。

 「凄く大きいと思います。パドレスのファンの前でサンディエゴで野球ができるのは。0勝2敗でやるのとまた違うと思うので凄く大きいと思います」

 ――大谷をカーブなど変化球を駆使して抑えた。

 「とにかく球種だけじゃなく、反応を見ながら、セット(ポジション)に入ってから長く持ったりとか、足の上げている時間を変えたりとかそういう工夫をしていました」

 ――昨日から普段以上に落ち着いていたように見えたが、実際どうったのか?

 「今日起きてから全く緊張がなかった。本当に落ち着いていました。それがなぜなのかわからないですけど、さすがにもう38歳なので、ガチガチに緊張していられない(笑い)」

 ――今日の仕事は自分でどう評価するか?

 「7回投げられましたし、球数も少なかった。チームも打線が打って、守備も凄く良かった。チーム全体として凄く良かったので自分としても凄く良かったと思います」

 ――今日は大谷選手だけじゃなく、1~3番が無安打だった。勢いに乗せないためにその3人は意識したか?

 「昨日も言ったんですけど、1番から9番まで1球、1球集中するということを考えていた」

 ――2022年もダルビッシュ投手が勝ち投手になってパドレスが勢いにのった。

 「それは次の2試合、3試合を見てみないとわからない。チームのクラブハウスの雰囲気は良かったのでいい方向にいけばいいなと思います」

 ――大谷選手に対し、パドレス投手陣は高めの速い球を使う印象があるが、ダルビッシュ投手はどういう意図で攻めた?

 「いろいろありますけど、まずは本人の反応であったり、自分の球に対するスイングであったりとか、そういうのを見ながらセットに入ってから長く持ったりとか、足を上げてからゆっくり出ていったりとかそういう工夫をするようにしていました」

 ――Tシャツについて。

 (自ら英語で)「He is my brother-in-law.He passed away six yeas ago.(彼は義理の兄です。6年前に亡くなりました)」

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