阪神・岡田監督 退任表面化後初めて取材対応 穏やかに「別に何もないよ」、CSへ「2年間の集大成」

グラウンドに姿を見せた岡田監督（撮影・平嶋　理子）

　阪神の岡田監督が7日、今季限りでの退任が3日に表面化した後、初めて取材に応じた。兵庫県西宮市の甲子園球場での練習後に、約9分、報道陣と向かい合った。

　前日6日に選手とスタッフに自ら退任を伝え、その後、球団から退任と来季のフロント入りが発表された。現在の心境を聞かれ「別に何もないよ。もう別にいらんことをしてもしゃあないから」と穏やかに話した。2戦先勝のクライマックス・シリーズ・ファーストステージDeNA戦が12日から甲子園で始まる。ポストシーズンを勝ち抜いた先に待つ2年連続日本一へ、「2年間の集大成やんか、最後のゲームの」と静かに闘志を見せた。