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ファンの愚行で松井裕樹ら救援陣もヒヤリ プロファーの厚意を仇で返したド軍ファンの愚行から騒動に発展

スポニチアネックス / 2024年10月7日 16時45分

物が投げ入れられたパドレス側は審判団らと協議。場内には「フィールドに物を投げ入れると退場」の掲示も(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 パドレス10-2ドジャース(2024年10月6日 ロサンゼルス)

 ドジャースとパドレスのナ・リーグ地区シリーズは6日(日本時間7日)、ドジャースタジアムで第2戦が行われ、パドレスが6本塁打で圧倒し大勝。対戦成績を1勝1敗に戻した。試合中には観客がグラウンドに物を投げ込み、試合が中断する異例の事態が起きた。

 7回裏、ドジャースの攻撃が始まる前に、スタンドからパドレスの左翼手・プロファーにボールが投げ込まれ、プロファーが激怒。審判にクレームを入れた。

 シルト監督も慌ててベンチから飛び出し、審判団や警備員と一緒にプロファーから事情を聞き、なだめたものの球場は異様な雰囲気となった。

 「物を投げ入れないで」といったアナウンスや「フィールドに物を投げ入れると退場」という掲示が行われたが、その後も物が投げ込まれ、試合が8分中断した。

 試合後、プロファーがホームランボールを捕り損ねたファンへの“お詫び”としてボールをプレゼントする動画を米メディア「ジョンボイ・メディア」がXに投稿。しかし、このボールをもらった男性があろうことかグラウンドへ投げ返して恩を仇で返すと、別のファンがプロファーに向かってボールを投げつける愚行に出た。これがきっかけとなって騒動になった。

 また、「ジョンボイ・メディア」はその騒動の裏でパドレス救援陣が控えるブルペンに物が投げ込まれる場面を映した動画も投稿。ファンから物を投げられたことを察知したパドレスの女性スタッフが選手らに知らせて直撃は避けられたが、投げ込まれた物が落ちた付近に立っていた救援右腕エストラダがこの行為に激怒。その隣にいた松井裕樹がファンに言い返すエストラダを必死でなだめる姿があった。

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