阪神・伊藤将が5回4安打1失点「ストレートも力強い球を…」 フェニックスL先発で巨人・浅野らを抑える

＜フェニックスリーグ　巨・神＞5回1失点だった阪神・伊藤将（撮影・光山　貴大）

　◇みやざきフェニックスリーグ　阪神1ー1巨人（2024年10月7日　生目第二）

　阪神・伊藤将司投手（28）がフェニックスリーグ巨人戦（生目第二）に先発し、5回4安打1失点で降板した。

　「ストレートも力強い球を投げられていたので良かった」

　初回2死から中山とモンテスに連打を浴びてのピンチを背負うも、フルプを空振り三振で無失点。二回は泉口、秋広、喜多を三者凡退に抑えた。

　スコアレスの3回、先頭の湯浅に中前打を浴びると、なおも1死三塁から浅野の二ゴロ間に先制点を献上。それでも4回以降も要所を締めて得点を与えなかった。

　「ストレートで三振を取れたというのも、自信になった。“ああ、いい感じに戻ってきているんだな”というのは感じた。それを継続してできたら」

　相手の巨人はCSファイナルSに備えて浅野、中山、モンテスらが出場。ポストシーズン昇格へ向けて「自分自身も良い感じで投げられているので、そこは良かった」とアピールを見せた。

　左腕は今季18試合に登板し4勝5敗、防御率4・62。2度の抹消を経て8月9日に登録されると中継ぎへ回ったが結果を残せず、同28日に抹消され、2軍調整を続けていた。