元人気芸人が大腸がんを告白 「無事手術は成功し、現在は退院し順調に回復」

ヲタルのインスタグラム（＠sexydancer_wotaru）から

　「セクシーダンス芸」で「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「うちのガヤがすみません」など人気番組に数多く出演していた“セクシー王子”ことピン芸人・ヲタル（53）が7日、自身のX（旧ツイッター）を更新。大腸がんを患い、無事に手術が成功したことを明かした。

　ヲタルは「【ご報告】いつも応援いただきありがとうございます。当初は誰にも言わないようにしようと考えましたが、表に出る仕事という立場でこの病気になったことは自分の使命だと思い公表することにしました」として「実は私、大腸がんを患っていた事が発覚しまして、今月18日に手術入院しておりました」と伝えた。

　現状については「無事手術は成功し、現在は退院し順調に回復しております」とし「ただし、顕微鏡検査の結果は1週間後なのでまだまだ安心できません」とした。

　また「芸人でフリーの時代も長く、健康診断や人間ドックなど無縁状態だったので生まれて初めて検査をしたところ、まず糖尿病が見つかり、ショックをうけました」とし「でも、糖尿病とも上手く付き合っていこうと毎日1時間のウォーキングと食事療法で頑張っていました。血糖値も下がり安心していた矢先に検便に血が混じってると言われ内視鏡検査をしたら大腸癌でした」と経緯を説明した。

　大腸がんの宣告に「最初に癌と聞かされた時は動揺し、頭が真っ白になりました」と振り返り「2年前に脳梗塞をやっていますので、糖尿病、そして大腸癌と立て続きに発覚しました。今は不安の種が一つずつ消え安心し、復活に向けとても前向きな気持ちです」と現在の心境を記した。

　この経験から「早期発見なら僕みたいに大事に至らなくて済みますから、人間ドックや健康診断は必ず行って欲しいです。なんか変だなという異変を感じたらすぐ病院に行ってほしいという気持ちが一番です。今や日本人の2人に1人、男性では3人に2人が癌になります。今の医療や看護は大変素晴らしいので、僕のように怖がらず早めの検査、治療をお勧めします。このような結果になった僕だからこそ、早期発見、早期治療を1人にでも多く伝えていきたいです」などと伝えた。