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前田耕陽 31年前の男闘呼組活動休止を回想「まず人が離れていくよね。くもの子を散らすように」

スポニチアネックス / 2024年10月7日 20時42分

「男闘呼組」前田耕陽

 俳優で脚本家の前田耕陽(56)が5日、ニッポン放送「KURE オキーフ Presents 成田昭次のRockon The Knight」(土曜後5・20)にゲスト出演。所属していたロックバンド「男闘呼組」が1993年6月に活動休止となった当時について語った。

 同じく「男闘呼組」の元メンバーで、現在は後進バンド「Rockon Social Club」でも活動をともにする成田昭次(56)がパーソナリティーを務める同番組。前田は番組開始から丸1年となったこの日も3週連続でゲスト出演した。

 そのなかで、成田から「男闘呼組」活動休止直後について“違い”を聞かれた前田。

 「なんか帰る場所がなくなったっていうのは思ったよね…うん」と寂しそうな声で率直に当時の思いを明かしたうえで「(男闘呼組時代とは)全然違うし、まず人が離れていくよね。くもの子を散らすように」と続けた。

 「それまでもちろん、男闘呼組のナントカだったけど、その看板が外れてただの前田耕陽になったわけで。そうしたら、やっぱり“あぁ…”っていう感じの人もいっぱいいましたよね」と苦笑いまじりに振り返った。

 これに成田が「ただの前田耕陽ってことはないと思うんですけどね…」とフォローを入れると、前田は「元が付くのか、その時点は」とポツリ。

 成田が「多分その時期って一番みんなが…分かんないですけど、僕で言えば苦悩っていうか結構悩みの時期っていうか、これからの自分のあり方っていうかを凄く研究する時期でしたよね」と口にすると、前田は「でも、やっぱり昭次は音楽の道でずっといこうと思ったわけでしょ?」とし、成田が「それが自然の流れだった」と受ける場面もあった。

 「男闘呼組」の活動休止について「93年にいきなりの活動休止だったじゃないですか。あれは僕らメンバーのなかでも凄い衝撃があったと思うんですよ」(成田)「あったよね、そりゃ」(前田)「衝撃…。ショックですよね。だから本当に“えっ?”っていう、あ然とするっていうか」(成田)と当時を振り返った2人。

 前田は「なくなっちゃったものはなくなっちゃったものだから前を向いていかなきゃいけない」としたうえで“元男闘呼組”という肩書を「ちゃんと背負っていかないといけない」と考えていたそうで、成田が音楽、高橋和也(55)が俳優、岡本健一(55)が舞台俳優とそれぞれの新しい進む道を見つけていくなかで自身は「みんなが手をつけてないところっていうところで脚本を書いてみようかなって」と話していた。

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