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ドジャース・大谷 先輩・ダルの術中にはまった…外野に打球飛ばせず ファンとパドレス外野手トラブルも

スポニチアネックス / 2024年10月8日 1時33分

<ドシャース・パドレス>初回、大谷は空振り三振に倒れる。投手・ダルビッシュ(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 ドジャース2―10パドレス(2024年10月6日 ロサンゼルス)

 試合後、ドジャース・大谷はシャワーを浴び、悔しさも洗い流した。ポストシーズン(PS)のデビュー戦で3ランを放った前夜から一転、第2戦は沈黙。ダルビッシュの多彩な変化球に苦戦して外野にすら打球を飛ばせず、チームも2―10で敗れた。デーブ・ロバーツ監督も「今夜は彼らの方がいいプレーをした」と脱帽した。

 古巣・日本ハムの先輩で、世界一を奪還した23年WBCで同僚だった右腕との大舞台での対決。だが、見せ場すらつくれなかった。初回は4球目まで内角を攻められ、最後は外角低めのスライダーで空振り三振。3回はスプリットで一ゴロに倒れ、6回は73マイル(約117キロ)のカーブにタイミングを崩されて投ゴロだった。8回も救援左腕の前に3球三振。リードオフマンとして機能できなかった。

 ダルビッシュが17年途中からド軍に在籍し、ともにPSを戦った時も指揮を執っていたロバーツ監督は「速球をあまり使わない」と分析。さらに「カッター、スライダー、カーブ、奥行き、緩急を使う。非常に効率的にストライクを投げていた」と完敗を認めた。

 戦前の不安も的中した。右足首捻挫を抱えながら強行出場していた3番フリーマンが患部に違和感を訴え、6回守備から途中交代。故障者の多い投手陣は先発フラーティが何とか粘って6回途中4失点も、救援陣が打ち込まれた。PSの1試合6被弾は球団ワーストの屈辱だった。

 7回攻撃前にはパ軍の左翼プロファーと外野席のド軍ファンの間でトラブルが発生し、ゴミなどがグラウンドに投げ込まれた。ロバーツ監督も「ここで1000試合以上見てきたが初めての事態。二度と起きてはならない」と表情を曇らせる。敵地に舞台を移す第3戦も異様な雰囲気となる可能性は十分。チーム状況も含め、不安だけが残る敗戦だった。(柳原 直之)

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