第2戦で観客とトラブルのパドレス・プロファー、地元ファンに「あのような反応をしないことを願う」

第2戦でスタンドからボールを投げつけられたパドレス・プロファー（AP）

　1勝1敗となったナ・リーグ地区シリーズ（5回戦制）のドジャース―パドレス第3戦は8日（日本時間9日）、舞台をカリフォルニア州サンディエゴに移して行われる。7日（同8日）はパドレスの本拠ペトコ・パークで会見と練習が行われた。

　6日（同7日）の第2戦ではパドレスのジュリクソン・プロファー外野手（31）がスタンドへボールを投げ入れたのを機に、ドジャースファンがグラウンドへゴミを投げ込むなどのトラブルに発展。直後にパ軍のマニー・マチャド内野手（32）がベンチで選手を集めてナインにハッパをかけ、チームは10-2と大勝した。先発したダルビッシュ有投手（38）はマチャドの話した内容について「汚い言葉でした」と苦笑したが、一夜明けて問われたプロファーも「本当に覚えていないんだ」と肩をすくめた。

　チームは2番のフェルナンド・タティス外野手（25）が第2戦で2本塁打を含む3安打と絶好調。自身も第2戦で2安打を放ったプロファーは「滅多打ちにしてるよね。彼らしいというか、大きな舞台であればあるほどいいプレーをするんだ」と頼もしい様子。既にチケットが完売している第3戦は地元ファンの熱狂が予想されるが、「彼らがあのような反応をしないことを願っている。シーズンを通してそうであったように、ただ自分たちらしく、大きな声で応援し、エネルギーを与えてくれる」と願望を込めながら期待を寄せ、「明日はまた違う試合、新しい試合になるだろうし、ただそこに行って、自分たちの野球を一生懸命やるだけだ」と話した。