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グリズリーズ・河村勇輝 プレシーズンデビュー!第4Qから途中出場 いきなり3P決めるなど存在感示す

スポニチアネックス / 2024年10月8日 11時3分

グリズリーズデビューを果たした河村(ロイター)

 ◇NBAプレシーズンマッチ グリズリーズ121ー116マーベリックス(2024年10月7日 AALセンター)

 NBAグリズリーズの河村勇輝(23)が現地時間7日(日本時間8日)のマーベリックス戦でプレシーズンマッチデビュー。いきなり3Pシュートを決めるなど存在感を示した。

 プレシーズンマッチ初戦となったこの試合。河村は前半からベンチで声を出し続けてチームを鼓舞。最終クオーターに出場チャンスが訪れた。残り9分16秒からコートに立った。残り8分42秒で左コーナーからこの日最初のシュートとなる3Pシュートを決めると会場から大きな歓声が起こった。

 残り5分18秒でトップから積極的なドライブインしてレイアップシュートを狙って、相手の反則を誘いフリースローを2本決めた。チームメートを信頼したパス出し見せて存在感を示した。

 この試合は9分16秒出場で5得点3アシストをマーク。シュートは2本試投で1本成功。その1本が出場直後の3Pシュートだった。

 グリズリーズの次戦は日本時間11日のホーネッツ戦。河村が2戦連続出場に期待がかかる。

 河村は20年1月に特別指定選手として三遠ネオフェニックスに加入。同年12月に横浜ビー・コルセアーズに特別指定選手としての入団。22年には東海大学の中退し、横浜ビー・コルセアーズとプロ契約。2022-23シーズンはBリーグMVP、ベストファイブ、新人賞などを受賞した。昨年のW杯ではチームの司令塔として、パリ五輪出場権獲得に大きく貢献。

 今夏のパリ五輪では1試合平均20・3得点、3・3リバウンド、7・7アシストという素晴らしい数字を残した。特にフランス戦では29得点7リバウンド6アシストの大活躍。日本は歴史的1勝はならなかったが、21世紀以降の五輪の試合で25点以上5リバウンド以上5アシスト以上を記録する史上4人目の快挙を達成した。

 そして9月にNBAグリズリーズと「エキシビット10」契約。

 エグジビット10契約は直近の労使協定で導入された新しい契約形態。無保証の最低年俸での契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替えることが可能。もし契約解除された場合でも、契約チームの下部組織であるGリーグチームと契約できる。NBA入りはできないものの、実力のある選手の海外リーグへの流出を防ぎ、Gリーグでの成長を促すことを目的とした契約である。

 現地時間1日に「17番」を背負ってキャンプイン。キャンプでは、英語通訳をつけずにチームに馴染んで多くのコミュニケーションを取っていた。

 「やれるという感覚が凄く強かった」と手応えを感じつつも、「すごい上振れすれば2ウェイだったりとか、本契約だとかっていうところにいけるとは思うんですけど、正直今のロースターだったりとか、2ウェイのロースターも含めて埋まっている状態。現実的に見ればGリーグで今年1年間はプレーするってことが自分のNBAを目指す上での、今ある現状の中での選択肢なんじゃないかなと思っています。ただ、いつだって2ウェイなり本契約を目指しながら、Gリーグでプレーするってことは変わりません。その気持ちを常に持っている選手にそういったチャンスが訪れるんじゃないかなと思っています。Gリーグで満足せずに、でもGリーグでプレーしながら、自分に正しく向き合いながら、アピールできればいいなと思っています」とアピールを誓い、日本人4人目のNBA選手を目指す。

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