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MVP候補ウィット不発でもロイヤルズ1勝1敗でホームへ 指揮官「ウチの打者たちが戦ってくれた」

スポニチアネックス / 2024年10月8日 14時34分

<ヤンキース・ロイヤルズ>先発したロイヤルズのラガンズ(AP)

 ◇ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ロイヤルズ 4-2 ヤンキース(2024年10月7日 ニューヨーク)

 ヤンキースとロイヤルズの間で争われているア・リーグ地区シリーズは7日(日本時間8日)、ニューヨークで第2戦が行われ、初戦を落としたロイヤルズが4-2で勝ってシリーズ初勝利を挙げた。

 1点を追った4回、4番サルバドール・ペレスの同点弾で追いついたロイヤルズはその回、ユーリ・グリエルの単打など合計5安打で4得点。「サルビー(ペレス)の本塁打は明らかに大きかった。4回はウチの打者たちが戦ってくれた」というマット・クアトラーロ監督の言葉通り、チームリーダーの1発をきっかけにした集中打は見事だった。

 守っては5投手を繋いでヤンキースの反撃をしのいでの快勝。リーグMVP候補のボビー・ウィットJr.が2試合で10打数無安打にもかかわらず、シリーズを1勝1敗のタイにして第3戦で地元に帰る意味は大きい。先発で4回を1点に抑えた左腕コール・ラガンズは「K(カンザス)に戻ったらまた新しいシリーズだ」と意気込み、No.1シードのヤンキース撃破に意欲を示していた。

(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

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