ミヤネ屋、7日放送で「無所属候補でも政見放送できる」と発言 謝罪して訂正

読売テレビ社屋

　8日に放送された読売テレビ「ミヤネ屋」（月～金後1・55）で、前日7日の放送を巡って謝罪と訂正を行った。

　7日の放送で自民党の派閥裏金事件を受けた衆院選対応について伝えた際、同局特別解説委員の高岡達之氏は「政見放送ができない　党からお金が出ない　党から応援が来ない」と書かれたフリップを手に非公認のデメリットについて説明。「政見放送はテレビで公平に時間が与えられていますね。党の方ですので、党を名乗ってという意味です。党を名乗って政見放送をすることができなくなる」と話した。MCの宮根誠司から「個人としてはできる？」と聞かれると「無所属でお出になれば」と答えた。

　この日の放送では、アシスタントの同局・澤口実歩アナウンサーが「ここで訂正です。昨日の放送で政治のニュースをお伝えした際、無所属の候補でも政見放送はできる、といった内容の発言がありましたが、衆議院選挙では無所属の候補者は政見放送をすることができません。大変失礼致しました」と読み上げ、頭を下げた。

　衆院選では、党公認候補は政党の政見放送で政策を訴えることができるが、無所属では政見放送に出演できず、経歴が読み上げられる「経歴放送」に限られる。