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落合博満氏 キャリアハイの大谷を称賛「残るは3冠王だけ」と期待も「4厘差の壁ってのは大きい」

スポニチアネックス / 2024年10月8日 19時6分

落合博満氏

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が8日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。大リーグ史上初の「50―50(50本塁打、50盗塁)」を達成したドジャース・大谷翔平投手(30)についてコメントした。

 前人未到の「50―50」どころか、「54―59(54本塁打、59盗塁)」まで数字を伸ばして歴史的なシーズンを終えた大谷。54本塁打、130打点で2年連続の本塁打王と日本選手初の打点王の「打撃2冠」にも輝いた。

 落合氏は「大谷自身にとってキャリアハイでタイトルを獲ったわけですから」と称賛し、続けて「残るは3冠王だけですよ」と期待した。大谷の3冠王まで残るは打率だけだった。その打率も.310と、首位打者を獲得したパドレス・アラエスの.314とわずかに4厘差。3冠王が手の届くところまで来ていた。

 しかし落合氏は「(アラエスとの)4厘差の壁ってのは大きいですよ」とひと言。その理由として「アラエスは3チームで(22年から)3年連続で首位打者を獲ってる選手ですからね。タイトルの常連みたいなもんですよ。それに打ち勝つっていうのは大変なことですよ」と説明した。そのうえで「2人とも素晴らしい選手ですね」と、ハイレベルな争いを称えていた。

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