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島田珠代 初エッセーに込めた思い語る 過去振り返り涙も

スポニチアネックス / 2024年10月8日 19時29分

<「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」発売記念イベント>涙を流す島田珠代(撮影・塩野 遥寿)

 吉本新喜劇の島田珠代(54)が8日、都内で初のエッセー「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」(KADOKAWA)発売記念イベントを行った。

 唯一無二の持ちギャグで、新喜劇を長きに渡り支える看板女優が、幼少期や仕事、恋愛、自分らしさ、そして女として生きることなどを赤裸々に語った一冊。

 「夢のようです。こんな渋谷のど真ん中で皆さんに取材してもらえるとは。感無量で何も考えられないです」と感慨深げにコメント。タイトルに込めた思いを問われると「選んでしまった職業が人を笑わせること。親が亡くなったときもお通夜に出れず舞台に出てました。とにかく変である事に意義がある職業。どんな悲しいことがあっても笑い飛ばします、という思いです」と語った。

 出版するに当たっての周囲からの反応を問われると「新喜劇のお姉さんとか、親しい人の話をするだけで涙が出ちゃう」と、お世話になった人たちを思い出し涙を流す場面も。「新喜劇のお姉さんとか、母、姉、いろいろ相談して、いつもいつも泣いてたんで、あえて今回は何も言わなかったです」と明かした。

 ファンを招いて行ったトークショーでは「今日のことは絶対に忘れない。本当にありがとうございました」と涙ながらにあいさつし、大きな拍手を浴びた。

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