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日本ハム・新庄監督 好機で遊直の水谷に苦言「犠牲フライを打ちにいかないと。何のために…」

スポニチアネックス / 2024年10月8日 21時41分

<楽・日>試合前にベンチ前で空模様を見る新庄監督(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム0ー2楽天(2024年10月8日 楽天モバイル)

 日本ハムは敵地・楽天モバイルで楽天との今季最終戦に敗れ、連勝が2でストップ。新庄政権は2年連続最下位から、3年目を75勝60敗8分けで2位の貯金15で終えた。チームは12日から始まるCS(クライマックス・シリーズ)ファーストS(シリーズ)ロッテ戦(エスコンF)へと向かう。

 新庄剛志監督(52)は、7回2失点と好投も援護に恵まれずリーグ単独トップの15勝目を逃した先発投手の伊藤に対し「いや、いいピッチングしましたよ。ボール良かったし。この(雨で)足場が悪い中ね、あれだけのピッチングしてくれたら、もう十分でしょ」と称賛。

 それよりも指揮官が気になったのは「あそこですよポイントは。1アウトから万波くんのバントの後の水谷くんが」と、3回の攻撃の場面を振り返った。

 3回、先頭の9番・水野が中前打で出ると、1番・浅間がカウント1―2からのバスターで無死一、二塁。続く2番・万波が今季初の犠打を決め1死二、三塁とチャンスを広げたが、3番・水谷が痛恨の遊直。三走・水野が塁を飛び出しておりダブルプレーで無得点に終わった。

 この場面で水谷は初球と2球目を続けてファウルしていたが、新庄監督は「あそこでサードベンチ側へのファウルはないですね。やっぱり犠牲フライを打ちにいかないと。何のために送らせたんだっていうところで」と指摘。

 そして「やっぱり犠牲フライを打つためには、センターやや右方向に行けば、バットの角度が良くなるんで。ちょい詰まり気味でも持っていけるから。外野も定位置ちょっと前ぐらいで、もうホームは狙わないですから」と苦言を呈していた。

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