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40歳・出田裕一 5回TKO勝ちで日本王座最年長防衛成功 「防衛10回はいきたい」も即撤回!?

スポニチアネックス / 2024年10月8日 22時1分

3度目の防衛に成功した出田

 ◇プロボクシング日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦 王者・出田裕一《TKO5回2分44秒》同級3位・加藤寿(熊谷コサカ)(2024年10月8日 東京・後楽園ホール)

 日本スーパーウエルター級王者の出田裕一(40=三迫)が同級3位の加藤寿(39=熊谷コサカ)を5回TKOで下し3度目の防衛に成功。40歳0か月での防衛となり、自身の持つ日本王座最年長防衛記録、39歳4か月を更新した。

 過去にスパーリングを行った加藤との対決。立ち上がりからプレッシャーをかけ左右のボディー打ちで相手を削った。4回に右ストレートで最初のダウンを奪うと、再開後も右フックで2度目のダウンを演出。最後はロープ際で連打を浴びせレフェリーが試合をストップ。「結果としては倒して勝てたがやってきたことは出せなかった。反省点はある」と渋い表情も見せながらも3戦ぶりのKO勝利には「素直にうれしい」と安堵(あんど)した。

 7日に40歳の誕生日を迎えた出田は、39歳の加藤との両者合計“79歳対決”を制し「年齢は気にしていなかったが周りから見たら凄いな、という印象だったのかな。ボクシングが好きという気持ちでここまでやってこられた」と汗を拭った。今年5月に誕生した、第2子の長男の前ではパパ初勝利となり「勝てた姿を見せられたので安心した」と優しい表情を浮かべた。

 11月21日には同級1位・左右田泰臣(EBISU)と同級2位豊嶋亮太(帝拳)による同級最強挑戦者決定戦が行われ、この日の試合後のリング上では豊嶋との対戦を希望した。「できれば豊嶋君とやってみたい。左右田君も強い相手だが、今はそこを目指して頑張っている。実力は自分の方が下だと思っている。チャンピオンだが挑戦者の気持ちで臨みたい」と闘志。

 「防衛10回はいきたい」と試合後のリング上では“豪語”したが、「切りがいいのでああやって言っただけ。一戦一戦勝つだけ」と足元を見つめ、三迫貴志会長も「40歳になってもまだまだ成長している。また一つ課題をクリアしてくれたかな」と難敵を撃破した王者を称えていた。

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