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ドジャース 桐朋の二刀流・森井を獲得へ 大谷先輩の道!17歳有望株とマイナー契約へ既に複数回交渉

スポニチアネックス / 2024年10月9日 2時2分

桐朋・森井

 大谷、山本が所属するドジャースが、打者で高校通算45本塁打、投手でも最速153キロを誇る桐朋(東京)の二刀流・森井翔太郎内野手(3年)の獲得に乗り出していることが8日、分かった。都内屈指の進学校で文武両道の3年間を過ごした17歳は、NPBを経ずにマイナー契約を目指して既にド軍とは複数回交渉。他球団も含めた激しい争奪戦が水面下で展開されている。

 将来性のある二刀流に、ついにメジャーの名門も動き出した。ドジャースは既に森井と複数回、交渉。年内には契約球団を決める予定の森井にとっても、常にワールドチャンピオンを狙って補強と中長期的な視野で育成も成功させている常勝球団は、魅力的な選択肢となるはずだ。

 桐朋は偏差値71を誇る進学校で毎年のように東大合格者を輩出。今夏の西東京大会は2回戦で富士森に2―9で初戦敗退したが、森井を目当てに日米14球団のスカウトが集結した。NPB入りの可能性も残してプロ志望届を提出するも、その後に渡米した際にマイナーの試合を観戦して「3、4年後にメジャーに上がっていたい」とマイナー契約を目指すことを決意。NPB12球団には意思表示の文書を送っている。

 9月以降にド軍も含めた7球団との面談を終え、今後も少なくとも2球団と交渉する予定。最終的には10球団ほどの選択肢となりそうだが、ド軍には今季に「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成した同じ二刀流の偉大な先輩で「追い続けたい理想像」と語っていた大谷が所属する。NPBを経由してメジャー挑戦した大谷とは違い「自分は最初から米国にいるのが強み。一緒だと思わず、自分だけの強みになる部分を探していきたい」と新たな先駆者になる未来も思い描いていた。

 メジャー屈指の資金力で、分厚い選手層を誇るド軍。一方で1日にロッテ・佐々木の視察を目的にアンドルー・フリードマン編成本部長が強行軍で来日するなど日本選手の原石発掘への努力も惜しまず、10年には甲子園出場がなかった文徳(熊本)の右腕・高野一哉とマイナー契約を結んだ。

 打者としても、投手としてもプロから注目を集めてきた森井が、大谷、山本と同じユニホームに袖を通すのか。夢は無限に広がる。

 ◇森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年(平18)12月15日生まれ、東京都出身の17歳。桐朋小1年から野球を始め、6年時には西武ジュニア入り。桐朋中では、軟式野球部に所属。高校では1年夏に背番号15で初めてベンチ入りした。憧れの選手はレンジャーズ・デグロム。50メートル走6秒1、遠投110メートル。1メートル83、88キロ。右投げ左打ち。

 ▽過去の高卒でのマイナー契約 10年の高野以外にも例はあり、97年には天理(奈良)から川畑健一郎外野手がレッドソックス、99年には常総学院(茨城)の柴一之内野手がカブス、02年には横浜商(神奈川)の山口鉄也投手がダイヤモンドバックス、09年には本庄第一(埼玉)の奥田ペドロ内野手がマリナーズと契約。近年でも23年に常総学院のバルザー・ジョセフ・ブライアン投手がパドレスと契約した。

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