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日本ハム・清宮 7年目で初の打率3割締め「次は規定に乗って達成できれば」

スポニチアネックス / 2024年10月9日 6時2分

<楽・日>初回、左前打を放つ清宮(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム0―2楽天(2024年10月8日 楽天モバイル)

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)が8日、楽天戦に「4番・三塁」で出場し、初回2死一塁から左前打をマークした。4回は中飛に倒れ、その裏の守備から交代したが、規定打席不足ながら今季打率・300が確定し、プロ7年目で自身初の大台に乗せた。春季キャンプ直前の左足首捻挫で、開幕2軍と出遅れたが、後半戦に大爆発。12日から本拠地でロッテと激突するCSファーストステージでも活躍が期待される。

 規定打席には届かなかったが、清宮が自身初となる打率・300でレギュラーシーズンを終えた。

 「最初に一本打てたのが大きかった。規定打席には乗っていないので、次はちゃんと規定に乗って達成できればなと思います」

 今季最終戦。2打数1安打か、4打数2安打以上ならば、プロ7年目で初の大台達成となる中で、初回2死一塁で滝中から左前打を放った。4回の2打席目は中飛に倒れたが、新庄監督から「ここで代わるか?」と声をかけられ、直後の守備から交代。ここがちょうど「3割」という区切りの数字だった。

 今春キャンプ直前に痛めた左足首捻挫の影響で出遅れ、約1カ月のキャンプ期間はリハビリに費やした。「絶対に諦めないという気持ちでずっとやっていた」――。そんな悔しさにまみれたシーズン序盤だったが、前半戦最後となった7月21日のロッテ戦で2本塁打を放つと、後半戦は一気に状態を上げた。

 今季は過去のシーズンと比べても「体の状態も凄くいい」とうなずく。状態が悪い時に表れる腰や尻の張りもほとんどない。テイクバック時に手をわずかに上下させるヒッチ動作を取り入れたことでタイミングも取りやすくなった。新庄監督も「規定打席をクリアしての3割は胸を張って言えますけど。でも、本人が喜んでね、“やったー”と手を叩いていたんで、いいんじゃないですか」と、これを自信にしてさらなる飛躍を願った。

 さあ、12日からは新たな戦いが待ち受ける。CSファーストSを戦うロッテとは今季打率・370と好相性だ。「練習期間が大事だと思うので、しっかりと練習してCSに臨みたい」。重圧を力に変え、清宮は負けられない戦いも楽しむつもりだ。

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