阪神の「石桐さん」 DeNAの強力打線封じ誓った！シート打撃に登板し手応え十分

シート打撃に登板した石井（撮影・後藤　大輝）

　阪神の「石桐さん」が、強力打線封じを誓った。CSファーストSで対峙（たいじ）するDeNAのチーム打率はリーグトップの.256。救援陣の一角として大きな期待を背負う石井、桐敷が順調な調整ぶりを披露した。

　両投手ともシート打撃に登板。実戦形式で4年目右腕は試運転を開始した。3本の鋭い打球を許すも、低めに決まったシンカーに手応えを得た。「今日はシンカーが良い感じだった。直球も試合だったら、今日より10キロくらい速くなりそうな感じがある」。一方の3年目左腕は左打者攻略に自信をのぞかせた。シート打撃では木浪に中前への一打を献上するも、直球をコーナーに決めるなど高い制球力を見せた。「（対左打者の）感覚はよかった。あとは本番で強く攻めるだけ」。梶原、佐野ら左打者を思い浮かべ、「左（打者）を抑えるというところが自分の仕事。それをイメージしてCSに備えたい」と誓った。