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新潟・小野 決勝王手へ川崎Fに雪辱だ 9日ルヴァン杯準決勝第1戦 前回リーグ戦は屈辱の1―5

スポニチアネックス / 2024年10月9日 7時14分

リーグ戦の大敗の借りを返そうと燃える小野

 J1新潟はきょう9日、ホームで川崎Fとルヴァン杯準決勝第1戦を戦う。9月のリーグ戦で1―5と大敗した借りを返そうと、FW小野裕二(31)が燃えている。闘志むき出しで相手に向かい、決勝進出に王手をかけるとともに、リーグ4連敗中のチーム状況を上向かせる。

 初の決勝進出を懸けた第1戦。ただ、タイトルを目指す戦いよりも前に、小野にはやり遂げたいことがある。「1―5で負けたことを、このまま黙って結果を受け入れてしまうのは良くない。ホームで僕らからアクションを起こして、それくらいやり返したい」とリベンジを誓う。

 9月のアウェーでの一戦は屈辱的だった。ミスを突かれて前半で2失点。盛り返す場面もあったもののゴールは決め切れず後半も失点を重ね、先発した小野はシュート0本と不完全燃焼に終わった。

 シーズン終盤で感じるのは「勝負どころで勝てるチームは個の力がある」ということ。9月の対戦で、昨季王者の神戸にはチームとしていいプレーをしながらも最後に勝ち越された。リーグ前節の鹿島戦も「一人一人のボールに対する執着心や、ゴールを割らせない、絶対にゴールを決めるという強い気持ちが相手の方にたくさんあった。そういうチームがたくさんのタイトルを獲っていると思った」と痛感した。

 敗戦を糧に「相手から学んで、しっかり取り入れていくことが大事」と言い、リーグ4連敗中はチーム全体で球際の強さ、攻守の切り替えの早さなどが不足気味だっただけに、鹿島戦をいい薬にする。戦術面でも間延びしがちだった陣形をコンパクトに保つために意思疎通を図った。特に前線からのプレスでは「行くところ、行かないところのメリハリをもう少しつけた方がいいと監督とも話した」と、背番号99がプレーで示していく。

 プロキャリアでタイトルにはまだ恵まれていない。初の頂点へ、まずは目の前の試合に集中する。「タイトルに近づくゲームは数多くあるわけではない。個人としては楽しんでプレーしたい」。笑顔で試合を終え、アウェーに乗り込む。(西巻 賢介)

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