神様仏様テオ様だ！T・ヘルナンデスが3回に起死回生の満塁弾 劣勢から一転、1点差 敵地静まり返る

3回に満塁本塁打を放ち、感情を爆発させるドジャースのT・ヘルナンデス（AP）

　◇ナ・リーグ地区シリーズ第3戦　ドジャースードジャース（2024年10月8日　サンディエゴ）

　ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手（31）が8日（日本時間9日）、敵地でのパドレスとの地区シリーズ第3戦に「4番・左翼」で先発出場。3回の第2打席で満塁本塁打を放った。

　1－6と大量リードを許し、劣勢で迎えた3回、ロハス、大谷、ベッツの3連打で1死満塁にすると、相手先発・キングの高めに浮いたスライダーを捉え、バックスクリーンへ満塁アーチを放った。

　確信歩きで一塁に歩を進めたT・ヘルナンデスは吠えながらダイヤモンドを一周。本塁へ還ると、迎え受けた大谷もT・ヘルナンデスのお尻を叩き、本塁打を称えた。

　ペトコ・パークのファンはパ軍の2回の一挙6点で大盛り上がりし「ビートLA」コールが鳴り止まなかったが、T・ヘルナンデスの満塁弾により1点差になると、静まり返った。