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パドレス・マチャド「相手にとってタフな送球を…」「ルールだから」内側走った“頭脳的走塁”に胸張る

スポニチアネックス / 2024年10月9日 14時42分

2回に中前打を放ちポーズを決めるパドレス・マチャド(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 パドレス6-5ドジャース(2024年10月8日 サンディエゴ)

 パドレスのマニー・マチャド内野手(32)が8日(日本時間9日)、本拠でのドジャースとの地区シリーズ第3戦に「4番・三塁」で先発出場。2安打に加え“頭脳的走塁”で勝利に貢献。チームは対戦成績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズに王手をかけた。

 マチャドは2回に先頭で中前打を放ち出塁。次打者・メリルのゴロで二塁に進んだ。その際、内側に進路を変え、内野の芝生付近を走って二塁へ向かったためゴロを捕球した一塁手・フリーマンの二塁への送球がマチャドの肩付近に直撃。悪送球となって無死一、三塁にチャンスを広げた。

 パドレスはこの回一挙6点を奪って逃げ切り勝ちを収めた。

 試合後、マチャドは2回の走塁について「ルールは分かっているからね。春キャンプでも練習を積んできた。大事な局面でそれが出た。ベースランニングでそれを作り出すことができた」と結果的にチャンスを広げたと振り返った。

 そして、「即座にね。相手にとってタフな送球を作り出そうとしただけだ」とフリーマンのゴロの捕球位置などを確認し、瞬時の判断で走塁を内寄りにしたと明かし、ドジャース側からのチャレンジがなかったことに「それはルールだからね」と語った。

 その上で「序盤は点を取れたが、後半はいくつかののチャンスを生かせなかった。もっと得点できたはずだが、彼らも僕らを抑えた」と4回以降は両軍打線が沈黙したと指摘。「この1年、僕らがやってきたことを続けるしかない。つないでいくことは僕らが1年間やってきたことだ。それが僕らを助け、そのおかげでここまで来ることができた」ともっと打線のつながりを意識しなければと振り返った。

 それでも1点差を逃げ切っての勝利に「勝ち続けることは素晴らしいことだ。まず、あと一つ残っている。明日が楽しみだ。野球は苦行なんだ。この観衆の前でプレーするのはとても素晴らしいことであり、素晴らしい場所だ。お客さんたちは今夜も素晴らしかった。サンディエゴの街にふさわしかった」とペトコ・パーク史上最多となる4万7744人が詰めかけ大盛り上がりとなった観客に感謝した。

 勝てばリーグ優勝決定シリーズ進出が決まる9日(同10日)の第4戦に向けて「僕らはただ試合に出て戦いたいだけなんだ。簡単なことじゃないけどね。僕らは6点取ったのに彼らは戻ってきた。彼らの実力はわかっている。明日も戦い、27個のアウトを取らなければならない」と白熱した戦いになると力を込めた。

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