和田アキ子「今見ても泣きそう」紅白での大トリシーン振り返り涙 伝説の“オフマイク唱”披露の背景

和田アキ子

　歌手の和田アキ子（74）が8日放送のNHK「ワルイコあつまれ」（火曜後11・00）に出演。“伝説の地声歌唱”とも言われた紅白歌合戦での自身のパフォーマンスを振り返り、涙する場面があった。

　この日は「子ども記者会見」の企画を放送。今年で芸歴生活57年目を迎える和田へ子供たちが次々に質問した。

　番組では98年のNHK紅白歌合戦、和田が初の大トリで「今あなたにうたいたい」を歌唱中、マイクを外して地声で歌うシーンをVTRで振り返った。

　当時48歳で圧巻の“オフマイク唱”を披露した様子を久々に見返した和田は「はぁ…今見ても泣きそう」と目に涙をためながら懐かしんだ。

　すると子供記者が「何でマイクなしで歌おうと思ったの？」と和田に質問。これには「昔いろんな歌を勉強しようと思って。オペラ歌手とかマイクを通さないで自分の声を届けていて、それに感動して。この歌は（歌手の）加藤登紀子さんが私の20周年の時に作ってくれたもので。これをマイクの声じゃなくて地声で伝えられたらいいのになって思って…」とオフマイクにした強い気持ちを明かし、実際に披露すると「お客様が泣かれたりして…」自分にとっても思い出に残るシーンになったことを笑顔で語っていた。