伊東勤氏 オリックス中嶋監督の電撃辞任に「キャッチャーらしい頑固さ。男気感じた」
スポニチアネックス / 2024年10月9日 14時57分
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。オリックス・中嶋聡監督(55)の電撃辞任について語った。
3連覇からの5位転落。そもそも就任時は最下位のチームを引き継いだ。中嶋監督は「全力疾走」を徹底させることから建て直しを始めたが、今年のチームはそれができなくなっていたと辞任発表時に明かした。
伊東氏は「中嶋監督は3連覇して今までよりワンランク上の野球を目指して(今季を)スタートしたが、そこにいけなかったもどかしさもあったと思う」と解説した。
伊東氏が現役時代を過ごした古巣・西武は1982年リーグ優勝から25年連続Aクラス。その間、5連覇を含む15度の優勝とまさに長年に渡って「常勝軍団」であった。
伊東氏は当時の西武について「周りが凄いと見てくれても首脳陣の選手への当たりはいつもきつかった」と振り返った。
「このままだったら昨年のようにはいかない」と2月のキャンプどころか1月の自主トレ中に警告されたという。
そして、「常勝軍団」になり切れなかったオリックスの選手には、3連覇の慢心はなかったか問いかけた。
3連覇より4連覇の方が難しく、それを山本由伸や山崎福也を欠いて成し遂げるにはこれまで以上の厳しいチーム作りが必要だった。
ところが時代はパワハラであったり、厳しい指導を認めない風潮にある。
伊東氏は「自分の中で(譲れない部分で)決断があったのでしょう」と思いやった。
さらに「誰にも相談せず誰にも漏らさず、これは彼の頑固さというかキャッチャーらしいと思った。辞めることは残念だが男気を感じた」と、同じ捕手出身の監督経験者として中嶋監督に同調していた。
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