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なにわの新名所誕生へ!全長6メートル「くいだおれ太郎」立体看板が来春お目見え 中座ビルリニューアル

スポニチアネックス / 2024年10月9日 15時57分

ハワイへバカンスへ? くいだおれ太郎が会見に登場

 大阪名物・くいだおれ太郎が9日、大阪市内で「中座くいだおれビル」(大阪市中央区)のリニューアル発表会見に出席。来春、全長6メートルの巨大立体看板としてお目見えすることが発表された。

 全館リニューアルされる同ビル(地上6階、地下1階)は既存の5店舗に加え「スシロー」「鳥貴族」「串カツしろたや」など計20店舗が出店予定。その出入口の上、2、3階部分の西端に上半身6メートルの立体看板を設ける。太鼓を叩く仕草も同じ、音も出る。

 ビルを所有する野村不動産グループによると「役所に聞くと、最初は法的に道路側へ出っ張ってはダメと言われた」と大きさが規格を越えていたそうで、今回の大きさに縮めて許可が下りたそうだ。大阪・道頓堀には、かに道楽のかにやたこ焼き、牛、龍など約30体の立体看板があり、くいだおれ太郎の巨大立体看板が新たな名所となるのは間違いない。

 リニューアルする同ビルは1階エントランス中央にくいだおれ太郎が鎮座。周囲を太郎のカラーでイメージされた空間となる。2階部分には“道頓堀のお狸様”をお参りできるパワースポット。3階には芝居小屋中座をオマージュした休憩スペースを設置する。

 江戸時代後期から“食い倒れの町”として知られる大阪ミナミで、長く象徴的存在として人気の宣伝用ロボット「くいだおれ太郎」は1950年に登場。総合飲食施設「くいだおれビル」の看板、動くオブジェとして1階入り口に鎮座し、観光客ら多くの来訪者を楽しませ、道頓堀のシンボルとして写真に収まってきた。94年までは「くいだおれ人形」と呼ばれていたが、95年に「くいだおれ太郎」の名前が付けられた。

 08年7月にくいだおれビルが閉店。太郎は街頭での宣伝活動を休止したが、約1年後の09年に元のビルから西へ3軒隣のビルの名称が「中座くいだおれビル」に変更となり、太郎は店先に復活した。18年に同グループがインバウンド増を見込める立地条件などを考慮して取得。コロナ禍で頓挫していたリニューアル計画を昨年、再検討して決定。20店舗と、計画中の地下部分の劇場型エンタメスペースを引っさげ、来春、25年大阪・関西万博の開幕前にオープンする予定だ。

 太郎はアロハシャツ姿で会見の最後にキャリーケースを持って再登場。「わては、ちょっと バカンスへ…」という吹き出しコメントを残して会見場を後にした。来春、同ビル再オープンの日に再び、公の場に姿を見せる。

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